算命学では星出しを学びます。
星出しとは、陰占から陽占の星を出すことをいいます。
陰占と陽占はつながっています。
陰占の日干を通過干とし、年干、月干、年支の蔵干、月支の蔵干、日支の蔵干を掛け合わせ、
陽占の星を出していきます。

算命学のお勉強で最初に大変だなと感じるのは、もしかしたら星出しかもしれません。
星出しにはある法則があり、これをつかめば難しいものではなくなります。
星出しは使う場面はとても多く、マスターしておけば、
今年は何の星が回っているか、
自分の守護神的生き方は何か、など
即座にわかるだけでなく、何を置いても深く星を読み取ることができるようになります。

十大主星には名前の通り10種類あります。

貫索星、石門星、鳳閣星、調舒星、禄存星、司禄星、車騎星、牽牛星、龍高星、玉堂星

詳しい説明は省きますが、
貫索星は、日干:甲 と 甲 で貫索星になります。
日干:己 と 己 も貫索星になります。
甲からできている貫索星の人と、
己からできている貫索星の人では、きっと印象が違うと思います。
本人の自覚もそうです。

鳳閣星は「遊び」という意味があります。
日干:甲 と 丙 = 鳳閣星
日干:戊 と 庚 = 鳳閣星
これも「丙」からできている鳳閣星と、「庚」からできている鳳閣星では、好む遊び方も違います。

車騎星は攻撃本能、「戦い」です。
「乙」からできている車騎星と、「戊」からできている車騎星では、戦い方が違うことでしょう。

このように何でできている十大主星なのかを知るのは大切です。

どのようにして貫索星を生かすか、鳳閣星を生かすか。
お仕事、結婚、家庭、財、才能、勉強の仕方、愛情の向け方、自分の強みまた迷わせている原因など。
ここからヒントを得られます。